2016年8月18日 更新

  生産システム見える化展のご報告

 ものづくりAPS推進機構では、東京ビッグサイト東3ホール内にて2016年7月20日~22日に開催された、「生産と設備TOKYO2016」にて【つながる工場】ものづくりのプラットフォーム 特設会場として出展しました。

 最終日7月22日には、主催者との企画協力として、「PSLXによる受注設計同期生産プラットフォーム」と題し、「PSLX3プラットフォーム」を活用した、「つながるものづくり」を実現するための方法を、ERP/SCM、 BOM/PLM、スケジューラー、MES/TPMの4チームに分かれデモンストレーションしました。

 このデモンストレーションを通じて、3年に渡ってのテーマである、個別受注生産における計画やスケジューリング技術を中核とし、それぞれの業務システムを連携させるPSLXプラットフォームを提案・アピールしました。

  工場まるごと連携コーナー会場の様子

 

  工場まるごと連携デモ

ERP/SCMチーム マス・カスタマイゼーション実現のための工場連携
参加企業:
・富士通 (GLOVIA smart PRONES 個別生産)
・構造計画研究所 (ADAP)

営業からの細かなオプション仕様に対応して、代替案を含めて可能な納期を即答するとともに、外部の協力企業と連携して生産を効率的に行う方法を示します。


BOM/PLMチーム 急な仕様変更にもしなやかに対応するスマート工場
参加企業:
・富士通(GLOVIA smart PRONES 個別生産)
・サイボウズ (kintone)
・NECネクサソリューションズ (ASPROVA)

受注後の仕様変更に対して、営業と社内の技術部門が連携し、さらにネック部品の再引き当てを行う。挽回計画により、追加の費用が発生するような場合にも対応可能な方法を示します。


スケジューラーチーム 未来工場における生産スケジューラー大連携!

参加企業:

・シムトップス (DIRECTOR6)
・富士通アドバンストエンジニアリング
(GLOVIA smart MES)
・横河ソリューションサービス (ASTPLANNER)

サプライチェーン上の複数の工場で稼働する異なるスケジューラーが、PSLXサーバー上でデータを共有することで、製造計画と実績がダイナミックに連動する未来のバーチャル工場の一部を示します。

MES/TPMチーム IoTによる設備管理と原価低減のためのMES利用
参加企業:
ケー・ティー・システム (EXPIO MES),
日本電気,
シムトップス (DIRECTOR6),
OrENDA (MeWe),
IAF (ia-cloud)

IOTを用いて設備の稼働データを系統的にクラウドに集め、予防保全に役立てるとともに、臨機応変な点検や交換によって、製品の原価低減にも貢献するしくみを示します。

  PSLX3プラットフォーム仕様書

PSLX3プラットフォーム仕様書は、PSLXフォーラムサイトよりご覧頂けます。

 

 

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